太陽ライン

2019年02月04日

ありがとうございます。終了しました。

アストロマップは、簡単に言えば 天体の動きを世界地図上に表示したものです。

占星術は天と地に相関関係があるとして、天体の運行を元に地上の事象を考えます。
例えば占星術の新年:春分の天体配置からは、その場所での一年が予見されます。
天球の天体の動きに応じて地上の気配は変化し、結果として出来事が発生するのです。
よく目にする 『木星が射手座にあるので.....』 『山羊座の満月だから...』 というような解説は、
自分をとりまく気配=社会や環境の状況、いいかれば天気予報のようなものです。

その天体の動きを 「私」がどう感じ、どう応じ、どんな出来事を生むかは、
自分が生まれた時の天体の配置や状態が カギをにぎっています。
この 生まれた瞬間+場所の天体配置を記したものが出生図 (natal chart) です。
生まれた瞬間・生まれた場所での天球のスクリーンショットと考えてもいいでしょう。

出生図からは、その人の様々なことがよみとれます。
感じ方や考え方、それが どんな風に行動に顕れるかといった本質的なこと。
人生に訪れる様々なタイミングや、出会うご縁について。
また自分の可能性(これは夢や期待値ではなく実現可能なものです)の性質や、
それを発芽させ 花開かせるための働きかけ。

そして魂のルーツ、どこから来て どこへ還るのか...なども。

出生図は 誰もが生まれる時に持ってきた、魂が「私」を生きるうえでの地上の地図。
自分の資質や可能性のストックリスト、人生で出会う宝の在処を示したトレジャーマップ


ワークショップは、この出生図を元にした「自分のアストロマップ」を使って進めます。
出生時の天体が、どこで どんなふうに力をえるのかが世界地図の上に表示されています。
たくさんある天体の中から、毎回テーマ別に天体を一つずつとりあげます。

その天体の象徴するテーマや関連する事柄について学んだあと、

・それが自分には どんな形で表れているか。(他の天体との関係や強弱など)
・もし「うまくいってない」「苦手だ」と感じるなら、どうするとよいか。
・そのことに取り組んだり、成果をえるためには、地図上のどこに意識を向けるといいか。

などを 考えていきましょう。

さて、一回目にとりあげるのは太陽。占星術では活力を象徴します。

太陽は、〇の中心に・が入った 記号 ☉で 著されます。〇に表される360度の天球に記された ・ は
「どこをみるか」。視点の向かう先・目標。
ですから個人の出生図の太陽からは、意志や意欲の向かう先を考えることができます。

出生図の太陽の状態は、「私は何者か」を定め個性を創造する力、存在感、活力に顕れます。
例えば太陽が天秤にある人は、他人や環境との関係性の中に 広く「私」を定めようとします。
そこに他の天体、たとえば木星が協力的な位置にあれば人や環境との関わりがスムーズです。
緊張的な位置にあれば 関わる人は増えるのですが 「私」が定めにくいかもしれません。

また、出生図には生まれた時間と場所で計測される12ハウスという区分もあります。
ハウスは12サインとは異なり、もっと地上的なテーマを扱います。
天体の力が発揮されるテーマ・舞台と考えるとわかりやすいでしょう。
太陽が「私」を定め 発揮すると考えると、
太陽がどのハウスにあるかで 「私」を発揮するテーマ・舞台が変わります。
太陽が3ハウスにあるなら自分自身の関心が及ぶ範囲で「私」が発揮されます。
4ハウスは家族や家、10ハウスは職場や社会、12ハウスなら周りの人が知らない場所.... 

『では、太陽が4ハウスの人は 仕事や社会で「私」を発揮できないの?』

いいえ、けして発揮できないわけではありません。
ただハードルが高く感じたり、家族に対するように自然にはできないでしょう。

アストロマップはこういう時に使えます。
説明が戻りますが、ハウスは生まれた場所と時間で計算されますね。
ですから同じ日時でも、生まれた場所が変わると ハウスも変わります。
自分の太陽が10ハウスに入る場所を 地図上で探すこともできるのです。
そこでは 仕事や社会で 自然に「私」を発揮できるでしょう。

でも、その場所が海外、たとえばイギリスだったら?イギリスで働くってこと?』

もちろん、そうすれば自然と仕事や社会で「私」を発揮でき、輝けることでしょう。
でも、現実的ではありませんね。

風水や気学の吉方どりですと、その時・その場所(方位)に滞在する必要がありますが
実はアストロマップの示す場所へは、実際に行かなくてもいいのです。
その場所や関連することを意識したり、そこでとれたものを食べてとりいれること、
イギリスならば関連する職場や、英語で働くこと。
また 仕事で使うものを、イギリス製のものにしても いいのです。

こんなふうに、ワークショップでは テーマになった天体について考え、
アストロマップの実際的な使い方に なれていきます。

『 よくわからないけど、なんだかすごい!』

そう感じたら、あなたの地図が 時を告げているのかもしれません☆
ぜひ ぜひ いらしてくださいね。 

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